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みずみずしい日常

みずみずしい日常

湧水のあるくらしの場を工芸で彩り、その小さな風景を巡るまちの楽しみ方を提案。

みずみすしい日常

みずまつり
4月29日(水)→5月31日(日)の内の金・土・日・祝日4・5・6日 

【1】池上喫水社

4月29日(水)→5月10日(日)の内の金・土・日・祝 13:00~17:00
田中恭子×LPACK×人場研(インスタレーション)

池上喫水社

【2】Daily Life─些細なこと
Meet Kanazawa-2009

ガラス作家辻和美による水と硝子によるインスタレーション。
日常の些細なことが、大きな潮流になっていくことを表現しています。
ゆっくりとした時間をおすごしください。

5月16日(土)→5月31日(日)の中の金・土・日・祝 13:00~17:00 
辻 和美(インスタレーション)
草の庭カフェ 久保原真理(和菓子)
指田哲生(木工)期間中オープン

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池上邸 蔵と庭
松本市中央3-13-11


みずみずしい日常ラボ 
5月16日(土)→5月31日(日)
10:00~17:00 
日本装飾美術学校(製作)
松本市美術館1F子供創作館
松本市中央4-2-22

みずそばの会 
5月10日(日)11:00~13:30 当日会場にて先着15名 
永木卓(ガラス)人場研(テキスタイル)みんな源池会 
瑞松寺
松本市中央3-7-12

みずのサロン
5月16日(土)→5月31日(日)の内の土・日・祝 13:00~17:00 
LPACK(珈琲)人場研×pochetto(テント)

みずかがみ夜会
5月9日(土)19:00~21:00 
日本装飾美術学校(製作) *場所は後日発表

みずみずしい日常めぐり
4月29日(水)→5月31日(日)の内の土・日 14:00~15:00
5月10日は11:00~12:30
当日会場にて先着15名
田中一光(陶芸)百瀬陽子(洋裁)
永木卓(ガラス)藤牧敬三(木工)
岡澤悦子(陶芸)田路恭子(木工)
案内人=みずめぐり姫[塩原幸子 西森尚己 三沢枝美子]
人場研×重実生哉(MAP)
松本市美術館中庭出発→井戸端→水路→池上邸

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みずまつり「池上喫水社」、ただいま清掃中!

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4/29にスタートする「池上喫水社」は、ただいま会場準備中。
松本市美術館に程近い池上邸に、水出しコーヒーが登場します。
コーヒー担当は出張カフェ「LPACK」。
そして会場の池上邸は…ご覧のとおり、ただいま準備中です。
5月の風が吹き抜ける庭で、松本の水について考えてみませんか。
もちろん、コーヒーでひと休みも大歓迎です。

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池上喫水社は、みずまつりの最初の企画です。
ひとまず準備中ですので、期待してお待ちください!

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(あや乃)(写真・百瀬裕子)

みずみずしい日常 みずそばの会 手ぬぐい作りワークショップ

 みずみずしい日常の「みずそばの会」で使用する手ぬぐい作りのワークショップが行われました。

 みずそばの会は5月10日(日)11:00~13:30松本市の瑞松寺にて行われます。(当日会場にて先着15名参加受付です。)今回のワークショップはその際スタッフが着用するおそろいの手ぬぐいを作るというもの。

 当日会場にもなる瑞松寺に、「みんな源池会」の皆さんにお集まりいただき、企画を担当する人場研の齊藤さん、一ノ瀬さん、河村さんが講師となり、みずみずしい日常スタッフが参加して行われました。

 シルクスクリーンを使って「みんな源池会」のロゴを真っ白なさらしに刷っていきます。みんな源池会の皆さんのチームワークはさすが!初めてのシルクスクリーン作業も流れるように進められていきました。

 みずみずしい日常、みずそばの会どうぞご期待下さい。

そば1
講師の人場研齊藤さんの説明に聞き入る一同

そば2
みんな真剣です

そば3
「みんな源池の会」オリジナル手ぬぐいの完成

そば4
みんなで記念撮影

みずまつり 池上喫水社オープニング

みずみずしい日常 みずまつりの池上喫水社オープニングイベントが行われました。

 舞踏家の踊りおどりひーこさんによるパフォーマンスによってスタートしたみずまつり。

ここでは5月10日まで人場研のプロデュース、ガラス作家田中恭子さんとコーヒーユニットLPACKによるインスタレーションが行われます。

 今回のために特別に制作されたガラス作品、8時間かけて淹れられる水出しコーヒー。

5月1日(金)から本格スタートします。皆様ぜひぜひお越し下さい!

池上喫水社

4月29日(水)→5月10日(日)の内の金・土・日・祝 13:00~17:00
田中恭子×LPACK×人場研(インスタレーション

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舞踏家の踊りおどりひーこさんによるパフォーマンス

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現代の巫女のような踊りに彩られる空間と時間。
蔵の中に配置されたガラスは、コーヒーを落とす道具です。

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源智の井戸へと向かい「お水取り」を行います。

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井戸水も、水差しもきらきら。お天気にも恵まれました。
水差しや、コーヒーを落とす道具、コーヒーをいただく器は、ガラス作家・田中恭子さんの手によるものです。

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LPACK小田桐さんによるお水いれ。

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会の締めくくりは、みんなで庭へ水まきです。
小さな手も、しっかり柄杓をにぎりしめて。

池上喫水社のスタートです!

(一光)(写真・百瀬裕子/一部除く)

みずまきあるきマップを持って市内をめぐってみませんか?

松本市内には、井戸や湧水、水路が多いことはみなさんご存じのとおり。
でも、そのうちいくつくらい訪れたことがありますか?

改めて考えてみるとあまり行ったことがない!という人も
たくさん知っているという人も、
このみずまきあるきマップを片手に巡ってみてはいかがでしょう。

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訪れた水場で、水を手にとって地図を塗ってみると…

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パーっと広がる青色。水で色がにじみ出る仕掛け地図になっています。


松本市美術館には大判マップがありますので
水場をひとめぐりしたあとにぜひ立ち寄ってください。

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美術館敷地内レストラン横の情報交流館に展示されています。

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みずまきマップで色をつけた場所には大判マップの上にもシールをペタリ。
こうやって重ねながら、ほかの人の巡った跡にも思いをはせたりして。

みずまきあるきマップはみずさじ購入の方、みずばの行事に参加された方に配布中。
休日のお散歩にいかがですか。

こちらは、みずまきあるきにご参加くださったみなさんです。
いい笑顔!

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(あや乃)(写真・百瀬裕子/一部除く)

みずまきあるきマップの配布場所;
松本市美術館ミュージアムショップ
松本パルコ
GRAIN NOTE(中町)

みずまつり 池上喫水社 本格スタート!

本日 池上喫水社がスタートしました。

蔵の中でIMG_9551mi_convert_20090501235930.jpg


8時間かけて丁寧に落とされた蔵出し珈琲はitem-14_convert_20090501235743.jpg


新緑きらめく庭でitem-20_convert_20090501235517.jpg


田中恭子の器で試飲していただくことができますitem-5_convert_20090501235223_convert_20090501235637.jpg



■池上喫水社は4月29日(水)→5月10日(日)の内の金・土・日・祝 
13:00~17:00に開催しています。

(あい)

みずみずしい日常

みずみずしい日常

豊かなくらしは、日々みずみずしくあること。
松本の街にはくらしを楽しむかくれた井戸・湧水・水路がたくさんあります。
「みずみずしい日常」では、井戸・湧水・水路を人が集まる「くらしのみずば」と捉えて、
その楽しみ方を提案します。


詳しくはみずみずしい日常のチラシ、工芸の五月のパンフレットをご覧ください!

mizumizu chirashi

(あい)

みずみずしい日常めぐり

 みなさん、みずみずしい日常めぐりはもう体験されましたか?工芸の五月期間中の毎週土日に開催されています。次回は5月9日(土)14:00松本市美術館中庭集合です。

 今日はみずみずしい日常めぐり(以下略してみずめぐり)についてレポートします。

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美術館の情報交流館にみずみずしい日常のインフォメーションコーナーが設けられています。写真は案内役「みずめぐり姫」のみなさん。土曜、日曜の午後2時、ここに来てくだされば誰でもみずめぐりに参加できます。

s-P1080139.jpgみずめぐり姫が井戸・湧水・水路を楽しくご案内します。

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参加者のみなさんが手に持っているのはみずめぐりを楽しむための必須アイテム、「みずまきあるき」マップ。地図がみずぬり絵になっていて、めぐった湧水や井戸の場所に水をぬると青い絵の具が出てきて印がつけられます。めぐっていくうちに地図がみずみずしくなっていきます。

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コース途中の道路わきに突如現れた蛇口。ここから出てくる水もなんと湧水だそうです。

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松本市美術館ミュージアムショップ、グレインノート、松本パルコで販売中の「みずさじ」。それぞれの湧水を味わうための必須アイテムです。みずさじを購入いただくと「みずまきあるき」マップも付いてきます。

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伊織霊水の井戸にて。みずみずしい日常めぐりでめぐった井戸、湧水が池上喫水社で水だし珈琲として楽しめます。

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池上喫水社に到着。歩いて少し疲れた後でゆっくり味わう湧水で淹れた水出しコーヒー。2種類出されるコーヒーは違う井戸の水を使っています。それぞれの湧水をめぐった後だけに味の違いもはっきりわかるほどです。

 松本の湧水をあらためてじっくり味わえる時間。工芸作品とゆっくり触れ合える時間。みずみずしい日常めぐりではそんな時間を過ごすことができます。

(一光)

みずみずしい日常めぐり
期間:5月31日までの毎週土、日 14:00~
場所:松本市美術館中庭出発~井戸端~水路~池上邸
*一日限定先着15名まで参加可能です。お問い合わせはこのブログにお寄せください。

池上喫水社残り3日となりました

今日の松本は雨。
葉っぱの緑も鮮やかです。

五月に入って初めての「蔵の中」での池上喫水社となりました。

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池上喫水社メニューです。クリックすると大きくなります。

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ライトアップも、きれい。

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雨音の中に、水出しコーヒーの落ちる音が、重なります。

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いつもとはまた違う雰囲気を醸し出しています。

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蔵の中で、水出しコーヒーと牛乳プリン。

(みさき)

みずみずしい日常、みずさじって何?

みずみずしい日常では、新しい道具「みずさじ」を提案しています。
現代のみずばを楽しむ目的の道具です。

松本の湧水は、その場所によって味が違うとか。
この「みずさじ」を使って湧水を味わってみませんか。
水をすくって辺りを見渡せば、
みずばの風景や雰囲気も楽しむことができるのではないでしょうか。

みずさじ取扱いショップは次の3か所です。

松本市美術館ミュージアムショップ
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松本パルコ
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GRAIN NOTE
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素材も形もさまざまなみずさじと、みずさじを入れる袋は、
参加作家6人による作品です。

松本パルコでは、22日13:00~みずさじ制作の実演も予定しています。
みずさじについては、5月5日の「みずみずしい日常めぐり」レポートもご覧ください。

(あや乃)(写真・百瀬裕子)

参加作家; 岡崎悦子 田中一光 田路恭子 永木卓 藤牧敬三 百瀬陽子

みずみずしい日常 みずかがみ夜会 水桶ナイトツアー開催のお知らせ

5月9日(土)19:00よりみずみずしい日常 みずかがみ夜会 水桶ナイトツアーが開催されますのでお知らせします。

 松本の街では、湧き出す水をためるたくさんの水桶をみかけます。

 わたしたちと一緒に
 夜の湧水をめぐり
 暗がりと灯りの中で
 様々な素材の器を通して
 湧水にふれるくらしの豊かさを
 見つけませんか

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みずみずしい日常 みずかがみ夜会 水桶ナイトツアー

5月9日(土) 

19:00松本市美術館 集合
19:10松本市美術館中庭 水に沈んだモザイク 
19:30伊織霊水 木の水桶
19:50龍興寺 水鏡に浮かぶ 
20:10源智の井戸 明鏡止水  
20:30池上邸前水路 鉄のみずあかり 
20:50松本市美術館 到着 

企画・実施 人場研 日本装飾美術学校

協力 松本市美術館

主催 工芸の五月実行委員会


(一光)

*みずかがみ夜会はどなたでも参加できます。参加希望の方は5月9日19:00に松本市美術館中庭にお越し下さい。

みずみずしい日常 みずそばの会のお知らせ

5月10日(日)11:00よりみずみずしい日常 みずそばの会が開催されます。

瑞松寺の境内から源智の井戸を眺めながら、
ひきたて、打ち立て、ゆでたてのそばを湧水でいただきます。

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みずそばが映えるガラス作家永木卓の器と
みんな源池会のみなさんが振る舞うみずそばをお楽しみいただけます。

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■みずみずしい日常 みずそばの会

5月10日(日)11:00より

場所:瑞松寺
参加費:1000円

*みずそばの会はどなたでも参加いただけます。参加希望の方は当日会場までお越しください。
先着15名ですでのお早めに!

企画・実施 人場研
共催    みんな源池会 
協力    永木卓 pochetto
主催    工芸の五月実行委員会

(あい)

みずみずしい日常 みずさじって何? その2

松本には隠れた井戸・湧水・水路がたくさんあります。それらは湧き出る場所によって味が違うそうです。6人の作家による「みずさじ」を使ってみずの湧き出る風情とともに湧水を味わってみませんか?

今日はみずさじを制作した6人の工芸作家とそれぞれのみずさじの紹介をします。


湧水のあるくらしを楽しむ道具 みずさじ 

企画 人場研
 
制作作家

みざさじ永木
永木 卓(ガラス)
略歴 1979年神奈川県生まれ。2006年多摩美術大学工芸学科卒業。2007年あづみ野ガラス工房参加。
素材 ガラス
『ゆるい』をコンセプトに、ガラスの透明感と水が同化するようなモノにしました。皆さんの生活にとけ込めたらと思います

みずさじ岡澤
岡澤悦子(陶磁)
略歴 1969年長野県生まれ。2007年松本にて独立。
素材 半磁器(瀬戸)天然皮革
さじはそのすがただけでも魅力的なかたちだ。何を掬うかはその人次第

みずさじ田中
田中一光(陶磁)
略歴 1977年長野県生まれ。2004年松本にて独立。
素材 陶器 透明釉薬コバルト釉薬
それぞれの色、形で水の味わいが変わるかも?しれません。お好きなみずさじをお選びください

みずさじ田路
田路 恭子(木工)
略歴 2002年より木工を始め、2007年にアトリエを大阪から松本に移す。
素材 とちの木とさくらの木を手彫り加工
形は花瓶のイメージで作りました。タグには花の刺繍がしてあります


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藤牧敬三(木工)
略歴 1965年長野県生まれ。1994年家具工房スタイル・ガレ設立。2008年工房併設のギャラリー&クラフトショップをオープン。
素材 クリ 亜麻仁油仕上げ アンモニア着色(塗料は使用していません。)
ひしゃくをモチーフにデフォルメしながら色々なかたちに展開していき、このようなみずさじたちになりました。表面は全てノミや小刀で仕上げてあります


みずさじようさん
百瀬陽子(洋裁)
略歴 2003年ようさん工房設立、布小物制作開始。2004年服飾ブランド『youi!』開設。
素材 布
みずさじぶくろは使って楽しくなるような色、柄を選びました

*五十音順


みずさじの使い方

一、湧水・井戸を見つける
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二、みずさじでみずを味わう
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三、お礼をする
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四、湧水・井戸を飲み歩く
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注意事項
一、住まわれている方のご迷惑にならないようにご注意下さい。
二、お腹に自信のない方は飲水をお控え下さい。工芸の五月では責任を負いかねますことをご了承下さい。
三、まちを歩くときは、車に充分気をつけてください。

みずさじぶくろに入れて持ち歩くと乙
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普段づかいとして
みずさじはみずを味わう道具です。バッグや首に身につけることができます。

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バッグにつけても乙


みずさじは松本市美術館ミュージアムショップ・松本パルコ・GRAIN NOTE(中町)でお求めいただけます。


(一光)

みずみずしい日常、池上喫水社の朝

5月10日の日曜をもって、池上喫水社はエンディングを迎えました。
水出しコーヒーを味わいに来てくださったみなさま、ありがとうございました。

この水出しコーヒーは松本市内各所で湧き出る湧水を使って淹れていたのですが
コーヒーをじっくり落とすのになんと8時間もかかるのだそうです。
喫水社の開店時間は13時…ということは…水汲みの準備は朝4時前ですか?!

そんな水汲み風景をご覧ください。
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この水汲みは、開店する日には毎朝行っていたそうです。
おいしいコーヒーの裏側にかけられていた惜しみない手間でした。

ところで、水を汲ませていただいたある神社で、
水垣千悦さん作の箸置きに遭遇(そらまめギャラリーのレポートをご覧ください)。
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真っ白な「福」の字がお堂にお供えされていました。
幸先が良い気分のする朝でした。

(あや乃)(写真・百瀬裕子)

<L PACK>
http://lpack.exblog.jp/

引き続き、~5月31日までの土日のみ「みずのサロン」にもL PACKのコーヒーが登場。
工芸作家の器でコーヒーを飲みながら、松本の山と水にまつわる話を講師から聞いたり語らったりするという企画です。

<池上邸>
池上喫水社の会場となった池上邸では
5月16日~31日まで「Daily Life―些細なこと」を開催。ガラス作家・辻和美さんの登場です。
また、草の庭カフェで七草・久保原真理さんの和菓子と水出し加賀棒茶が楽しめます。

みずみずしい日常、池上喫水社のあれこれ

朝の水汲みレポートに続いて、池上喫水社のあれこれをレポートします。
コーヒーへ入れる氷の袋に水場の名前のメモ発見。
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L PACKの小田桐さんと話しているときに
「コーヒーを淹れる6か所の水にあわせて、氷もそれぞれの湧水で作っていたんですね!」
と驚きを伝えたところ、
「まあでも、そこは強く伝えたいところではないから」
とさらりと答えが返ってきました。

何を伝えたいですか?と聞いてみたら
「池上喫水社だったら、あの蔵があって、そこでコーヒーを淹れて、コーヒーを飲んで。
そういう時間や空間」。

バックパックにカフェの道具を詰めてやってきたL PACKは
コーヒーの道具を広げた場所で
あれこれと試行錯誤しながらカフェ空間を作り上げるのだなぁと思ったら
自分が体験したコーヒーとガラスと庭に吹く風などのすべてがピンときました。

朝暗いうちからの水汲みにしても、氷にまで気を配ることも、
伝えたいわけではないという細やかな仕事が
本当に伝えたいことを裏付けているのは言うまでもないことです。

そしてもうひとつ。
あのコーヒーを落とす道具ですが、
水が伝っていく細い管も、コーヒー豆の入っている心臓部も、
すべて田中恭子さんの作品です。
基本的な構造だけを打ち合わせて、あとは田中さんにお任せで作成したのだとか。
水が雫になってガラス管をすべっていく様子や、
ぽたりと落ちる瞬間の涼やかな音は多くの人を魅了しました。

池上邸の蔵の中で、田中さん(中央)、L PACK中嶋さん(左)、L PACK小田桐さん(右)
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見逃してしまった!という方に朗報です。
田中恭子さんの作品は、みずみずしい日常ラボに展示されます。
また、L PACKのコーヒーはみずのサロンにて味わえます。
みずのサロンではまたメニューが変わるそうです。

池上喫水社は、田中恭子さん、L PACK、人場研(まんばけん)による作品です。
本企画のコンセプトからシナリオ、空間デザインなど、多岐にわたっての制作を行っている人場研は、
建築家×現代美術家の4人組。
みずみずしい日常の企画全般を手掛けています。
人場研ってどんなアーティスト?こちらはまた別レポートで!

(あや乃)(写真・百瀬裕子)

<田中恭子>
http://www.azumino-glass.com/
http://www.doremi-glass.com/

<L PACK>
http://lpack.exblog.jp/

<みずみずしい日常ラボ>
5月16日~31日
松本市美術館1F子供創作館

<みずのサロン>
~5月31日までの土日
開催場所は週末ごとに異なります。詳細はもうしばらくお待ちください。

みずみずしい日常、みずそばの会

5月10日に瑞松寺にてみずそばの会が開かれました。
その字のとおり、瑞松寺の前にある源智の井戸の湧水でそばを食べる企画です。
「みんな源池会」のみなさんによる和やかな会になりました。

「そば打ち食べる会」の種村さん、清水さん、秋山さんによる準備は朝7時から始まりました。
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のぼり旗は書道の先生・秋山さん作。
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本日のお品書き。
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まずは水でそばを食べます。右手に見えるのは湧水で水出ししたそば茶。
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茹でたてがうまい。こちらは四角く切って刺身に見立てたそば刺。
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中央の透明な器に盛られたのがそば、右手の白い器はそば刺。触感の違いを楽しんで。
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瑞松寺のご住職が、そばにちなんだ落語を一席。
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日陰を作るテントはpochettoの作品。
このテントは、5月31日まで開催の「みずのサロン」にも登場予定。
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「みんな源池会」のユニフォームは、てぬぐいとお揃いのTシャツ。
(手ぬぐい制作の様子は4/27のワークショップレポートをご覧ください)
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ぽってりとした形が手にもよくなじむガラスの器。
透明な器にはすっと白いライン、白い器には透明のライン。
白い部分は砂を吹き付けて表現しているので、
透明を多く残す器の方が手間がかかっているのだそうです。
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器の作者、永木卓さん。
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真夏日の暑い一日でしたが、
のど越し爽やかなそばで楽しいひと時でした。
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(あや乃)(写真・百瀬裕子)

<pochetto>
みずのサロンにテントがお目見え。
どうやら場所の広さに応じて大きさを変えられるらしい?
今回とは違って柱で建てるようです。
どうぞお楽しみに。

<永木卓>
http://www.azumino-glass.com/

「みずみずしい日常ラボ」オープニング・ワークショップ 開催のお知らせ

「みずみずしい日常ラボ」オープニング みずまきあるきワークショップ

子どもたちが手作りの「みずまきレインコート」を着て街に水を撒いてまわり、街全体を「みずみずしく」する水遊びワークショップ。

日時:5月16日(土)10:00~12:00

場所:松本市美術館市民アトリエ

対象:小学3年生以上(父兄参加自由)

定員:20名

参加費:500円(材料費込み・おみやげ用みずまきあるき(マップ)付)

概要:井戸、湧水、水路で水を撒きながら湧水をめぐる、みずまきあるき

子供たちがオリジナルのレインコートを着て街へと水を撒き、街を「みずみずしく」しながら散策するワークショップです。


(一光)



参加申込先:松本市美術館 電話:0263-39-7400 FAX:0263-39-3400 *15日(金)17:00まで参加申し込み受付中

企画・実施 人場研

協力:松本市美術館

主催:工芸の五月実行委員会


 

みずみずしい日常めぐり、参加レポート

湧水のあるくらしの風景をめぐる「みずみずしい日常めぐり」は
毎週末の土日に松本市美術館からスタートしています。
現在もくらしに生きている湧水のある風景を見て回ります。

いくつかの水場は、どなたかの自宅だったり庭だったり。
本当に今も生きている水場なので、
こういった機会でもなければ目にすることがないかもしれない場所です。

みずまきあるきマップを持って出発!
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美術館裏手にある水路は、美術館建設時に湧き出た水を流しています。
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昔はここを水源として、竹と桶を使った水道を引いていたのだとか。
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案内役の「みずめぐり姫」は着物姿。
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空地に水が湧き出ている場所も。
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あちらこちらの水場。歩いて回れる範囲に点在しているのに、場所によって味が違うという不思議さ。
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防火用のバケツは、湧水で消火活動をしていた頃のなごり。
現在も地域のみなさんによって保存されています。
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沢ガニを取る子供たちに遭遇。
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次の土日も、14時に美術館の中庭を出発します。
予約不要、参加無料なので気軽に参加できます。
ただし、定員15名なのでご注意ください。

(あや乃)(写真・百瀬裕子)

<みずみずしい日常めぐり>
~5月31日までの土日
松本市美術館中庭 14時出発
予約不要、参加無料

みずみずしい日常 みずのサロンのお知らせ

「みずのサロン」が今週末16日から始まります。

井戸端から水源地の美ヶ原を眺め、「山と湧水」、「湧水とくらし」
にまつわる話を楽しむみずのサロン。
LPACKによる珈琲と松本の日替わりお茶菓子を工芸作家の器であじわい
ながらマスター倉澤聡とみずの講師とともに語らいましょう。

日時:5月16日(土)~31日(日)の内の土日 13:00~17:00
   みずの講師によるお話が聞けるサロン・トークは14:00~

場所:5月16日(土)、17日(日)池上邸裏空き地(あがたの森通り沿いココスの裏)
   5月23日(土)、24日(日)伊織霊水前ポケットパーク
   5月30日(土)、31日(日)龍興寺

※雨天の場合は中止、小雨は決行です。
ブログ、美術館、みずまつり会場にてお知らせいたします。


サロン・トークのテーマとみずの講師:
5月16日(土)
「松本の暮らしと井戸」
みずの講師=窪田雅之(松本市博物館)

5月17日(日)
「井戸をつくること、つかうこと」
みずの講師=井関芳郎(株式会社サクセン)×新村美博((社)長野県薬剤師会検査センター)

5月23日(土)
「湧水のかたち・水源地から井戸までの水みち」
みずの講師=薮崎志穂(立正大学)

5月24日(日)
「水源地~美ヶ原・上高地の自然を守る」
みずの講師=吉澤五美(長野県自然インストラクター)

5月30日(土)
「湧水とともに生きる」
みずの講師=みんな源池会のみなさん

5月31日(日)
「クラフトが彩るみずばのくらし」
みずの講師=伊藤博敏×田中一光
ゲスト=みんな源池会のみなさん

珈琲:L PACK(小田桐奨・中嶋哲矢)

マスター:倉澤聡

みずのテント:pochetto(吉岡優一・高橋慶一朗)×人場研

ガラスと陶器の器:田中一光/田中恭子

松本の日替わりお茶菓子


(あい)

企画・実施:人場研

推進:みずみずしい日常実行委員会

主催:工芸の五月実行委員会

みずみずしい日常 本日のみずのサロン

本日13時から始まる池上邸裏空き地で予定されていたみずのサロンは、雨のため
伊藤石材店向かいの駐車場に場所が変更されます!

サロンは13時~17時までオープン。
サロン・トークは14時から。みずの講師は窪田雅之さん(松本市立博物館)です。

LPACKの珈琲と松本の週代わりお菓子も一緒にお楽しみいただけます。

みなさま雨の中ではありますが、ふるってご参加ください。

(あい)

みずみずしい日常 みずまつり Daily Life─些細なこと スタートです。

みずみずしい日常 みずまつりの後半展示が始まりました。

Daily Life─些細なこと

ガラス作家辻和美さんによる水と硝子によるインスタレーション。
日常の些細なことが、大きな潮流になっていくことを表現しています。
ゆっくりとした時間をおすごしください。

5月16日(土)→5月31日(日)の中の金・土・日・祝 13:00~17:00 

5.jpg天井から降ってくる水の粒が透明なガラスの器に時にゆっくり、時にリズミカルに落ちてゆきます。

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蔵の中はそこだけ時間がゆっくり流れているよう。静かにじっくりたたずむと、次第に水のはねる音、ガラスに共鳴する音が蔵の中に響き渡っていくのがわかります。

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水のしずくが器の中に落ちた瞬間出来る波紋にもひきつけられます。


期間中、同時に草の庭カフェも開かれます。久保原真理さんによるお茶菓子と加賀棒茶が振舞われます。

〈一光〉


みずみずしい日常 みずまつり

Daily Life─些細なこと 辻 和美(インスタレーション)

草の庭カフェ 久保原真理(和菓子) 指田哲生(木工)

5月16日(土)→5月31日(日)の中の金・土・日・祝 13:00~17:00

みずみずしい日常 本日のみずのサロン

本日もあいにく雨ですが、みずのサロンは場所を松本市美術館の情報交流館へ
変更してオープンいたします!

松本市美術館の情報交流館で13時~17時までLPACKの珈琲と
松本のお菓子をお楽しみいただけます。

サロン・トークは14時から。今日のテーマは「井戸をつくること、つかうこと」
みずの講師は 井関芳郎(株式会社サクセン)×新村美博((社)長野県薬剤師会検査センター)

雨やどり気分でお立ち寄りください。

(あい)

みずみずしい日常 みずのサロン 「松本の暮らしと井戸」が開催されました。

みずみずしい日常 みずのサロン 「松本の暮らしと井戸」が16日に開催されました。

今回はあいにくの雨で予定していた場所から急遽変更し、伊藤石材店の駐車場をお借りすることに。

2_20090523095907.jpgみずの講師の窪田雅之さん(松本市博物館)みずのサロンのイントロダクション。トークテーマは「松本の暮らしと井戸」。松本の湧水の興味深い歴史を語ってくださいました。

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雨天の中大勢の方にお集まりいただきました。

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LAPCKの二人も雨モードでがんばってます。珈琲と松本の日替わりお茶菓子を出してくれます。今日はお豆腐やさんの田内屋さんのおからドーナツ。

田内や
LPACKの二人が松本の老舗お菓子屋さんをめぐっておいしいお菓子を探してきました。小田桐君田内屋さんにて。

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急遽会場をお借りしたにもかかわらず、伊藤さんにお花まで用意していただきました。ありがとうございました。この地区は「源地」と表記されます。ちなみに井戸は「源智」と書きます。


(一光)

みずのサロン 今後の予定

各回13:00~17:00 みずの講師によるお話が聞けるサロン・トークは14:00~

5月23日(土)
「湧水のかたち・水源地から井戸までの水みち」
みずの講師=薮崎志穂(立正大学)

5月24日(日)
「水源地~美ヶ原・上高地の自然を守る」
みずの講師=吉澤五美(長野県自然インストラクター)

5月30日(土)
「湧水とともに生きる」
みずの講師=みんな源池会のみなさん

5月31日(日)
「クラフトが彩るみずばのくらし」
みずの講師=伊藤博敏×田中一光
ゲスト=みんな源池会のみなさん

珈琲:L PACK(小田桐奨・中嶋哲矢)

マスター:倉澤聡

みずのテント:pochetto(吉岡優一・高橋慶一朗)×人場研

ガラスと陶器の器:田中一光/田中恭子

松本の日替わりお茶菓子


みずみずしい日常ラボ スタートしています!

みずみずしい日常の要素が凝縮された「みずみずしい日常ラボ」が松本市美術館1Fの子供創作館で16日からスタートしました。
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美術館中庭に面した建物にある子供創作館。このサインが目印です。

 みずみずしい日常ラボ、実はこの研究室は「みずの博士」という方が日夜松本のみずを研究されている所です。しかしながらみずの博士は常に多忙なみずの調査に出かけているため不在。代わりに白衣姿の助手の方がラボを案内してくれます。

 ラボの中には一見すると???なものがあふれています。消火用バケツ、たわし、湧水の出る井戸を再現したかに見える模型。みずみずしい日常で開発したみずさじ、池上喫水社で使用した水出しコーヒーのガラス器具などなど。

P1080338.jpgこれらはみずの博士の研究の収穫物のようです。
写真右側の展示物は現在の松本のみずばで実際に使われている道具の数々。中央に設置されている箱は街中にある特徴的な井戸を再現しています。そして左側にあるのはこの五月にあわせて人場研と地元の工芸作家が協力して制作した新たなアイテムの数々。

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井戸を再現したボックスになにやら描かれている数式やスケッチはみずの博士による研究メモです。井戸の持ち主の方のバケツの絶妙な傾け具合を様々な角度から分析されているようです。

まだまだこれだけでは「みずみずしい日常ラボ」の魅力は語りつくせません。みなさまどうぞお越しいただきみずみずしい日常の世界を体験してみてください。

(一光)


みずみずしい日常ラボ

会期 5月16日(土)~31日(日)10:00~17:00 *月曜日休館

企画・実施 人場研(一ノ瀬彩×河村藍×齋藤雅宏×野田直希)

主催 松本市美術館・工芸の五月実行委員会

みずみずしい日常 みずのサロン 「井戸をつくること、つかうこと」 が開かれました。

 みずみずしい日常 みずのサロンの第2回目、「井戸をつくること、つかうこと」が17日に松本市美術館を会場に開かれました。
 
 今回のみずの講師は、井関芳郎さん(株式会社サクセン)、新村美博さん((社)長野県薬剤師会検査センター)のお二人。
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 井関さんは松本市の井戸の掘削会社で長年井戸作りに携われその歴史に精通されています。松本市美術館の建築工事にも関わっていたとのことです。新村さんは水質調査のエキスパート。成分表をご持参いただき市内各井戸の成分について語っていただきました。

 専門分野は違えど「水」という共通項でつながっているお二人。お話は松本の湧水の深い部分にまで及びました。
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真ん中に座っているのは司会進行役のサロン・マスター倉澤聡さん。マスターがサロンの水先案内人です。右は急遽お越しいただいた松本市美術館の大石さん。美術館建設当初の工事で大変だった湧水とのかかわりについて講師のサクセン井関さんとともにお話をしていただきました。

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資料を見せていただきながら興味深いお話に引き込まれていきます。
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参加者の皆さんからも色々な質問をしていただき、講師のお二人に丁寧にお答えいただきました。

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新村美博さん((社)長野県薬剤師会検査センター)

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井関芳郎さん(株式会社サクセン)

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LPACKによる松本の湧水とコーヒーの相性、松本市内で湧水を使ってつくられているお菓子の調査の途中経過報告がされました。

 
(一光)

みずみずしい日常 みずのサロン 次回は5月23日(土)13:00~17:00 会場は伊織霊水前ポケットパーク。
テーマ:「湧水のかたち・水源地から井戸までの水みち」
みずの講師:薮崎志穂(立正大学)


みずみずしい日常、Daily Life―些細なこと

池上邸の蔵では、ガラス作家・辻和美さんの「Daily Life―些細なこと」を開催中。

まだ観ていない方に先にお知らせしてしまうのがためらわれますので
これから行く予定という方は
この記事はとりあえず閉じてしまって、あとで気が向いたときに戻って読んでいただけたら…
まずはぜひ、ご自分の感覚で新鮮に観てください。
なんだか個人的な感想が映画や推理小説のネタばらしみたいになってしまいそうで恐縮です。

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蔵に入ってすぐは何が起きているかよくわからなかったのですが、
あっちで何かが落ちてきた気がする?音が聞こえた気がする?と
目なのか耳なのか、とにかく自分のどこかが微かな気配をキャッチ。

その後にうわーっと押し寄せた気持ちの変化がすごかったのです。
どうなってるの?何だろう?と目で追う楽しさや、次はどこから?と耳を澄ます楽しさ。
そのうちに、気持ちが落ち着いてくると静けさを感じます。
とても親しみがわくような静けさです。

蔵の天井から落ちてくるのは水のしずく。
下では辻さんのガラスがそれを待ち受けて波紋を広げます。

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「一滴ずつは小さいけれど、その積み重ねで、やがて大きな流れになる。
自分でもついせかせかと仕事をしてしまうことがあるけど
そういう大きな流れは大切だし理想だと思う」と辻さん。
「そして今年はクラフトフェア25周年ですよね、
しずくが大きな流れになるというところが一緒です。お祝いの気持ちをこめて」。

写真でもおわかりのように、とてもお洒落な辻さん。
さっぱりとした語り口も魅力です。
まだまだお話していたい、そしてまたいつかお会いしたい素敵な方でした。

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「全体のバランスや、はっとする感じを楽しんでもらえたら」というこのインスタレーションは
5月31日までの金・土・日に開催しています。
器のように普段使いしやすいものから、この作品のように大きなものまで、
バランスよく辻さんの日常の中に配置されているのではと感じました。

(あや乃)(写真・百瀬裕子)

<factory zoomer>
http://www.factory-zoomer.com/

<みずみずしい日常 みずまつり Daily Life─些細なこと>
~5月31日(金・土・日)13:00~17:00

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本日のみずのサロン

本日の水のサロンのお知らせです。みずの講師による深~い、しかも楽しい水のお話。みなさまどうぞお出かけ下さい!

会場 伊織霊水前ポケットパーク

13:00~17:00 みずの講師によるお話が聞けるサロン・トークは14:00~

サロントークテーマ 「湧水のかたち・水源地から井戸までの水みち」
みずの講師 薮崎志穂(立正大学)

珈琲:L PACK(小田桐奨・中嶋哲矢)

マスター:倉澤聡

みずのテント:pochetto(吉岡優一・高橋慶一朗)×人場研

ガラスと陶器の器:田中一光/田中恭子

松本の日替わりお茶菓子

(一光)

みずのサロン5月24日(日)のお知らせ

本日5月24日(日)みずのサロンは雨天のため会場を変更し松本市美術館1F「情報交流館」にて開催します。

サロントークテーマ 「水源地~美ヶ原・上高地の自然を守る」

みずの講師 吉澤五美(長野県自然インストラクター)

会場 松本市美術館1Fレストラン横の情報交流館

時間 13:00~17:00 みずの講師によるサロントークは14:00~

(一光)

みずみずしい日常 23日に行われたみずのサロンレポート

23日(土)に行われたみずのサロン。ようやく晴れ間がのぞきました。

 会場となった伊織霊水前ポケットパークからは水源地である美ヶ原もくっきりと見ることが出来理想的なみずのサロン日和。

 今日のサロントークテーマは「湧水のかたち・水源地から井戸までの水みち」。みずの講師は薮崎志穂(立正大学)さんです。

 湧水と水源地の山を見ながらみずの講師にお話いただき、目の前で湧き出す湧水を使ったコーヒー、松本の老舗菓子屋のお菓子を味わう。そんな楽しいひと時が過ごせました。

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本日のみずの講師の藪崎志穂さん。昨年から松本の水質調査を始められ、井戸ごとの成分の違い、またその要因をお話してくださいました。背景に伊織霊水の井戸、さらにその奥に水源地の美ヶ原が見えます。

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みずめぐり姫もみずみずしい日常めぐりの途中で集結。

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LPACKがふるまった伊織霊水の水で入れたコーヒーと松本の老舗菓子店「梅月」のチョコウエハース。

(一光)

次回のみずのサロン
5月30日(土)13:00~17:00
サロントークテーマ「湧水とともに生きる」
みずの講師=みんな源池会のみなさん
会場 龍興寺

松本パルコでみずさじづくりワークショップを行いました。

22日(金)に松本パルコでみずさじづくりワークショプを行いました。

みずみずしい日常めぐりの必須アイテムみずさじ。今回は松本パルコさんにご協力いただき、僕田中が講師としてみなさんとみずさじを作ってきました。

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平日でしたがたくさんのかたにご参加いただきました。

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板状の粘土を切り出し、

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丸みをつけて、

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ほんとに口をつくるひとも、、、

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黙々と没頭していくひとも。

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それぞれの味が出たみずさじです。1時間のワークショップでしたが楽しんでいただけたでしょうか?

(一光)
プロフィール

工芸の五月企画室

Author:工芸の五月企画室
                                
工芸の五月2009は4月25日(土)からスタート。クラフトフェアまつもと最終日5月31日(日)まで松本市を中心に長野県内各地で開催されます。
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